FX初心者講座(基礎知識)FXの収益を得る方法
FX初心者の方に分かりやすく、基礎知識を解説します。
今回は、実際どの様な仕組みで収益を得るのかを
解説していきます。その前に、為替の基礎として
円高・円安の意味から解説していきます。
円高・円安とは
超簡単に言うと円安は、円が安くなってしまうこと。
円高は、円が高くなってしまうこと。
これでは簡単すぎるので詳しく説明していきます。
例えば、1ドル=100円から1ドル=110円に為替レートが変動した場合を
考えてみましょう。
同じ1ドルを買うのに100円だけでよかったのに、
110円も必要になってしまいました。
という事は、ドルの値段が高くなった、ということになります。
逆に考えると、円の価値が下がった、
すなわち「円安になった」ということになります。
逆に、円高は円安の正反対となり、
1ドル=100円から1ドル=80円に為替レートが変動した場合は
円高となります。
同じ1ドルを買うのに100円も必要だったのに、
80円で買えるようになりました。
ドルの値段が安くなり、円の価値が高くなった
すなわち「円高になった」ということになります。
FXの取引では、”安く買って高く売る”・”高く売って安く買う”
この2つのやり方で為替の変動を見ながら取引する投資です。
FXで収益を得る方法
為替差益で得る方法
FXは通貨の値動きを利用して収益を得ると
これを一般的には為替差益といいます。
”安く買って高く売る”方法と、
”高く売って安く買う”と言う方法もあるのです。
”高く売って安く買う”どういう意味だ?と思われたかもしれませんが、
FXでは、買いから始めるのと売りから始めるやり方があります。
売りから入る場合が、高く売って安く買うと言う発想になります。
買いから入る場合は逆に、安く買って高く売るになります。
取引するときに、取引をしようと思っている通貨の値段が
下がりそうなら「売り」から入り、ある程度下落したら「買い」の決済、
値段が上がりそうなら「買い」から入り、上がったら「売り」というように
取引をする事が出来るんです。
その事から、暴落相場でも稼ぐ事が出来ることも
FXの魅力の一つです。
スワップポイントで得る方法
FXには「金利差益」と言うものがあります。
スワップポイント(金利差調整分)2国間での通貨の金利差で
利益を得る方法。
例えば日本が金利0.1%、オーストラリアが金利5%だとすると、
日本とオーストラリアの金利の差は4.5%ですよね。
この時に日本円でオーストラリアのドルを買ったとします。
この際に、この4.5%分の金利が付く制度がスワップなんです。
保有している間はこのスワップでの利益を
受け続ける事が出来ます。
注意しておかなければいけないことは、「為替差益」もありますので、
上の例でオーストラリアドルの値段が下がった時に
その分のマイナスもありますので、「為替差益」での収益も
考慮しておかないといけないんですね。
スワップで金利を受け取っても、「為替差益」で
マイナスになってしまっては本末転倒ですからね
もう一つの注意点は、上の例で「売り」から入った時は
逆にスワップポイントがマイナスになるので、
その辺に気をつけて取引するようにしないといけません。
FXを始めるにあたって投資資金が必要なのですが
その資金を証拠金と呼んでいます。
証拠金とは
FXにおける証拠金とは、FX口座を開設して、
取引をするために、その口座にお金を入金します。
その入金したお金の事を証拠金と呼びます。
FX口座に入金したお金すなわち証拠金を担保として、
外貨を売買取引が出来るようになります。
証拠金の役割について、なぜ担保とするのかというと、
レバレッジを掛ける際に必要なのです、
レバレッジというのは入金した証拠金よりも
多くの金額で取引できるという事です。
証拠金の役割とは、レバレッジを掛けるための担保になります。